14回おうみ佐保塾(公開講座)

 

 

       「近江のかくれ里」刊行の舞台裏

 

         ~白洲正子の世界をたずねて~

  426日(火)午後1時半より草津市まちづくりセンターにおいて第14回おうみ佐保塾を開催しました。一般の方も含めて38名の方たちが参加されました。講師のいかいゆり子氏は大津市生まれで滋賀県内の中学・高校で30年間国語を教えられた後、現在は近江の文学研究家として活躍中です。今回の公開講座には、いかい氏が各地で開かれている講座の受講生の方たちも参加されました

 

開会に先立ちまして今回の講座への道筋を付けてくださった前滋賀支部長の加藤照美さん(平成28227日ご逝去)に黙とうを捧げさせていただきました。

 

「近江のかくれ里」~刊行の舞台裏~と題した今回の講座では著書には書かれていない取材中のエピソードなど楽しくお話しいただきました。「かくれ里」「近江山河抄」の著者である白洲正子さんの背景から始まり、白洲さんの近江への感覚は白洲さんが培われてきた独特の世界観によるものが大きいとの見方を示してくださいました。お話しの随所に出てくる近江の風景は知っているところも多かったのですが、改めてまた行ってみたいと思わされました。アンケートでも「訪ねたいところができた」「講演のお話が大変面白かった」とのご感想を多くいただきました。

 

 尚、今回の講座で熊本地震への救援金を集めさせていただきました。皆様から寄せられた23,400円は朝日新聞厚生文化事業団から日本赤十字を通じ救援活動に役立てていただきます。ありがとうございました。 (以上A氏記

 

 

第15回おうみ佐保塾は、9月27日(火)『近江の芭蕉』刊行の舞台裏

             ~松尾芭蕉の世界をたずねて~

第16回おうみ佐保塾は、10月21日(金)現地探訪(堅田方面)

 

を予定しております。みなさまのご参加をお待ちしています。詳しくはこちら

 

↓講演会場の風景